絵詩ギャラリー 「菊はなび」
09-20,2010
「山川の―いかなれば流れて人の老いを堰(せ)くらむ」
秋はやはり菊の花で迎えたいものですね。
五節句ひとつの旧暦9月9日は「重陽ちょうようの節句」です。
菊見をしたり、菊酒を飲んだりして、秋の節句を祝ったとされます。
ここで菊の花言葉をご紹介。
高貴」「高尚」「高潔」「私を信じて下さい」「女性的な愛情」「清浄」「破れた恋」「真の愛」
色によっても若干違いがある様です。
菊の文字を使った言葉で私の好きな言葉は なぜか「菊の下水」。
ーこれは、菊の根もとを流れている水。これを飲むと長生きすると信じられていました。
確かに野菊の優しい逞しさは 強く、長く。。。。という印象を受けます。
この絵詩は ある人に向けて 私の感謝と尊敬を ー
また
野菊のように きれいに 長く 逞しく 生きてほしいという 願いを込めて 制作しました。

菊花火 KIKU-HANABI
きくはなび
君と共に
華さく命
とびっきりの
黄金まほう
Chrysanthemum- hanabi
Blossomed spirit together with you
Such a special golden magic
KIKU-HANABI
56x76cm, Japanese ink and Gouache on handmade cotton paper
2007
Rie Takeda

只今フライブルクの展示会でご覧になれます。