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友人の感動スピーチ/ドイツの原発反対デモにて。

05-22,2011


ドイツのムンスターに住む友人から、
ムンスターの原発反対デモでスピーチしたドイツ語の
You tubeのリンクと共にその日本語のテキストも届いた。

これを読んだら思わずなんだか涙が止まらなくなった。
勇気を持って、伝えたいことをちゃんと伝えている彼女の言葉に感動した。

*


2011年3月28日 デモで話した内容

地震が起こってから、しばらくは足と手の震えが止まりませんでした。常に、何をしていても、不安な両親の顔、途方に暮れている甥っ子の顔、精神的に極度に追い詰められている姉たちの顔、みんなの放射能汚染への恐怖が、頭から離れません。

ここで話をすることは、私にとってはとても勇気がいることです。日本だけでなく実際に家族に降りかかる不幸を、口にだすことは、胸が痛みます。私の母にそのことを尋ねると、「すばらしいことだね。ぜひやってちょうだい。私達のことを話してあげて」と、母は私に勇気をくれました。だから私は、今日ここに立っています。誰一人として今後、日本、ドイツだけでなく、世界中で誰も同じような目にあってほしくないのです。
もし、これから、二度と二度と同じようなことが起こらないようにするために、何かできることがあるのなら、私は進んで行おうと思いました。

私の故郷福島は本当に自然が豊かで美しいところなのです。2000メートル級の緑の山が連なり、大きな青い湖があり、鳥がさえずり、太陽がさんさんとそそぎ、春には桜が咲き、夏には桃畑が広がり、東の海からは真っ赤な朝日が昇ります。

私達はもう、恐らく、これから一生、故郷の桃を、今までのように安心して心からおいしいと食べることはできないでしょう。毎年夏になると泳ぎに行って、旬の魚を食べた、あの思い出の海には、これから一生、行くことはできないでしょう。

避難をすればいいというものではありません。原発の被害にあった人たちは、生まれたときから何十年も暮らし住み慣れた土地から、そう簡単にどこかに引っ越して、新しい人生を始められるものではありません。完全には取り戻すことがもうできない汚染された土壌に住む以外に選択肢がない人がたくさんいます。行くところはないのです。引っ越せばいい、そんなに簡単なことではないのです。また日本のような人口過密の地域で、どこに行ったらいいのでしょうか。

大抵の日本人はこんなことが起こるとは想像できなかったと思います。
私達は原子力発電所を運営している会社を過信していました。頭の片隅に常に引っかかる安全性への不安や疑問はあっても、絶対に安全だとか、最高の技術を持っているだとか、そういう会社の言葉をうのみにしていたことを、認めざるを得ません。
日本全体が、今までの考えを改め、原発について正面から取り組むようになること、また、政府も国民の安全に対する責任を果たすことを願ってやみません。

原子力発電を推奨している人たち、みんなに聞きます。一度でも、あなたの、大切な家族が発電所の近くに住んでいて、万が一事故が発生して、放射能に汚染されていく姿を想像したことはありますか。あなたの、唯一の故郷の水が土が汚染されて、もう二度と、心から安心しては暮らせないということを想像したことがありますか。それでもなおこの長期間に渡って生命に危険を及ぼす原発を続けて行きたいのなら、どうか原発の近くに引っ越して住んでみてください。大切な家族と一緒に、住んでみてください。

ドイツが、原発なしでもやって行けることを証明し、他の国々がその手本に習うことを、心から願います。なぜなら、ドイツは、原発廃止への道に最も近いからです。
私は、誰一人として今後同じような目にあってほしくありません。絶対にもう一度同じ事が起こらないようにするためには、原発をなくすこと意外に方法はないと思います。
だから、私は原発に強く反対します。

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