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黒澤明監督の「夢~ドリームズ~」第8話 水車のある村

03-25,2011

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こんな時だからこそ第6話の赤富士、第七話の鬼吠をみて放射線の悪夢を心で確認し  
そして、この第8話の水車のある村で、心を洗い、あらたな信念を強く確認させてもらうーそんなお話です。
あの大作映画「夢」より。一度見たら絶対忘れない夢です。ビデオリンクは下より。


「 こんな夢を見た 」~ 第8話 水車のある村からの一部より ~

ーこんにちは
はい、こんにちは

ーこの村はなんという村ですか。
名前なんか無いよ。
わしらはただ 村と呼んでいる。
よその連中は水車村といっているがね。

ーこの村の人は皆ここに住んでいるのですか
いや 住んでいる村は別にある。

ーここには電気はひいていないんですか。
あんなものはいらない。人間は便利なものに弱い。
便利なもの程よいものだと思っている。
本当に良いものを捨ててしまっている。

ー明かりはどうするんです。
ろうそくもあれば 種油もある。

ー夜は暗くないですか。
暗いのが夜だ。夜まで昼のように明るくては困る。
星も見えない様な明るい夜なんて嫌だね。

ー田んぼがある様ですが耕耘機や収穫に使うトラクターも無い様ですね。
そんなものはいらん。牛もおるし馬もおる。

ー燃料には何を使っているんです。
主に薪を使う。
生きている木を切るのは可哀想だが
結構枯れる木もあるから主にそれを薪にして使っている。
それに木を炭にして使うと何本かの木が大きな森ほどの働きをする。
牛の糞も良い燃料になる。

私たちは出来るだけ昔のように自然な暮らし方をしたい思っているんだ。
近頃の人間は自分たちも自然の一部だということを忘れている。
自然在っての人間なのに その自然を乱暴にいじくり回す。
おれたちはもっと良いものが出来るとおもっている。
特に学者らは頭はいいのかもしれないが
自然の深い心がさっぱりわからない者が多いのに困る。
その連中は人間を不幸せにする様なものを一生懸命 発明して得意になっている。
また困ったことに 大多数の人間達はその馬鹿な発明を奇跡のようにおもってありがたがる。
その前にぬかずく。
けっしてその為に自然が失われ自分たちも滅んでいくのに気がつかない。

まず人間に一番大切なのは 良い空気やきれいな水、それをつくりだす木や草なのに
それは汚され放題 失われ放題。
汚された空気や水は人間の心まで汚してしまう。
______________________________________________
夢 1990年 黒澤明監督
ビデオ~第8話 水車の在る村1
ビデオ~水車のある村2


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