私のギャラリー "菊乃波〜THE KIKU WAVE"
11-11,2012
月影の
至らぬ里は
なけれども
眺むる人の
心にぞ住む
(つきかげの いたらぬさとは なけれども ながむる ひとの こころにぞすむ)
(つきかげの いたらぬさとは なけれども ながむる ひとの こころにぞすむ)

RIE TAKEDA
"THE KIKU WAVE" 2009
40x50cm
寒さが例年より早く寝付いた為か
自分の心にゆとりがないのか(?)
ここ数週間 夜の月明かりや星のかたちを ゆっくり眺め
もの想いにふける、なんてすっかり出来ず終いでいたけれど
やっぱり恋しくなった 月の光と夜の静けさ。
ハローウィン、諸成人の日が過ぎると
わが家ではさっそく蜜柑色から紅色へと衣替えをする。
今年は愛娘と二回目のクリスマスシーズンなので
例年のようにラストミニッツではなく少しずつ
プレクリスマスの準備をゆかいに手作りでしていこうと思っています〜
菊はやっぱり秋の象徴なんだけれど
このコラージュ作品 私にとっては年中お気に入り』の一つ。
特にこれからの季節と同調する。
冬、クリスマス、雪玉 ー 心が温かく ふわふわしてくる感じ。
今年はジンジャーブレッドを焼いて クリスマスツリーのデコをつくろっかな♧
上記は法然上人 (続千載和歌集)より。
月の光が届かない里はないけれど、それを眺める人の心があってこそ、その美しさを感じることが出来る、という意味です。
闇夜を照らす月の光には差別は一切なく、あらゆる場所を平等に分け隔てなく照らします。
でも、どんなに月の光が照らしていても、月を眺めようとしない人には、月の素晴らしさは決してわからないでしょう。
闇夜を照らす月の光には差別は一切なく、あらゆる場所を平等に分け隔てなく照らします。
でも、どんなに月の光が照らしていても、月を眺めようとしない人には、月の素晴らしさは決してわからないでしょう。

作品は売れ済です。ありがとうございます。
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着物コラージュギャラリー 紅の花詩曲 ’ THE FLOWER RHAPSODY IN RED ’
09-23,2010
この薫りをゆらゆら放つのは
あなたを 深く眠らすため
このカタチで 微笑んで、と
お願いしているのは
あなたに献身するため
このきめ細やかで繊細な手触りは
あなたの心を
ゆっくり落ち着かせるため
この心象深くて、それでいて謙虚な色たちを
何度も幾つも見せるのは
ただあなたを 喜ばすため
この紅色の模様は 私の気持ち
詩曲になった 癒しの花音
あなたが元気になる様に 奏でる 紅の詩
*

©RIE TAKEDA
紅の花詩曲
’ THE FLOWER RHAPSODY IN RED ’
Antique Kimono collage
40x50cm
